「サプリメントを飲んでいるけれど、すぐに効果が感じられない……」 「自分に何が必要なのか、実はいまいちわかっていない」
健康意識が高まる現代において、多くの方がこのような悩みをお持ちではないでしょうか。 今回は、「構医(構造医学)」の日常生活指導における「健康食品」の捉え方についてお話しします。
医薬品とは異なる、健康食品本来の目的を知ることで、体質改善への道筋がより明確になります。
1. 健康食品は「薬」ではなく「生理性の補完」
臨床本草学において、健康食品は医薬品のように「特定の症状を即座に抑えるもの」ではありません。
その役割は、日常生活における「生理性(体が本来持っている正常な働き)」を補完することにあります。現代社会では、環境の変化や忙しい生活習慣により、体にとって必要不可欠な栄養素が不足しがちです。
この「栄養不足」こそが、体が本来持っているはずの**「復元力(元に戻ろうとする力)」**を妨げる大きな要因となっているのです。
2. 「理想」と「現実」の架け橋として
本来であれば、規則正しい生活習慣とバランスの取れた食事で健康を維持するのが理想です。しかし、仕事や諸事情により、完璧な生活を送ることが難しいのもまた現実です。
だからこそ、以下のステップが大切になります。
- 自分の体に何が不足しているのかを把握する
- 不足している栄養素を的確に補う
- 疾病(病気)へと向かう要因を一つずつ排除する
これによって、体は再び「生理的な状態」へと導かれていきます。
3. 体細胞が入れ替わる「2年半」のサイクル
私たちの体は、日々細胞の代謝と交代再生を繰り返しています。 臨床本草学の視点では、人の体細胞が完全に入れ替わる(置換期)には、およそ「2年半」のサイクルを要すると考えられています。
「飲んですぐに変わる」ことを期待するのではなく、長期的な視点で体を作っていく意識が重要です。
- まずは3ヶ月を目安に: まずは自分の体に合ったものを、一定期間(3ヶ月程度)じっくりと試してみてください。
- 体質による違い: 元々の体質や、その時の体調によって変化の現れ方は異なります。焦らず、自分の体の声に耳を傾けることが大切です。
まとめ
健康食品は、魔法の薬ではありません。しかし、賢く取り入れることで、あなたの体が本来持っている「健やかになろうとする力」を力強くサポートしてくれます。
今の自分に必要なものは何か。それを知り、補っていくことで、数年後の健やかな体を作っていきましょう。



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