骨盤環不安定症は、骨盤の環の動きが不安定に
なってしまう症状のことです。骨盤は仙骨と2
つの腸骨で構成され、その環が骨盤環と呼ばれ
るものです。
骨盤環は、上半身の重さを下半身に分散すると
ともに、下半身の動きを支える大切な部分で
す。しかし、片側に体重が偏ることで、骨盤の
バランスが崩れ、環の動きが悪くなってしまう
ことがあります。
骨盤環不安定症の原因は、様々なものが考えら
れます。過度の運動や姿勢の悪さ、妊娠・出
産、加齢などがその一例です。また、尻もちを
つくことで、骨盤環が壊れることもあります。
骨盤環不安定症は、症状が軽度の場合は自己治
癒することもありますが、重度の場合は治療す
る必要があります。治療には、骨盤のストレッ
チや筋力トレーニング、整体療法などを行いま
す。
骨盤環不安定症は、放置すると症状が悪化する
こともあります。適切な治療を受けることが大
切です。また、予防には、正しい姿勢や運動習
慣を身につけることも必要です
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