その「あっ!」を防ぐ。ギックリ腰を未然に回避する2つのポイント

日常生活指導

「重いものを持ったわけでもないのに、洗面台で顔を洗おうとした瞬間に腰が…」 そんな経験はありませんか?

実は、ギックリ腰は「なるべくしてなっている」ことが多いのです。キーワードは**「骨盤の安定感」**。私たちの体を支える土台をどう守るか、その秘訣をお伝えします。

1. 土台を支える「足先の向き」の重要性

私たちの骨盤は、両脚の付け根である「股関節」によって支えられています。建物でいえば、骨盤が床、脚が柱のような関係です。

このとき重要なのが足先の向きです。 足先が外を向いて「ガニ股」のような状態になると、実は股関節の踏ん張る力が弱まり、その上の骨盤が不安定になってしまいます。この不安定な状態で腰を曲げると、ダイレクトに腰椎(腰の骨)に負担がかかり、ギックリ腰を引き起こす原因になるのです。

2. 天然のコルセット「腹横筋」を締める

もう一つ欠かせないのが、お腹の深層にある**「腹横筋(ふくおうきん)」です。 これはお腹をぐるりと横方向に走っている筋肉で、いわば「天然のバンド(コルセット)」**の役割を果たしています。

この筋肉が緩んでいると、骨盤の締まりが悪くなり、ちょっとした衝撃で腰を痛めてしまいます。特に体が弱っているときは、咳やくしゃみなどのわずかな振動でも、この「バンド」が緩んでいると命取りになります。


ギックリ腰を防ぐ「魔法のポーズ」

特に注意したいのが、朝起きた直後です。寝ている間は関節が緩んでいるため、朝の洗面台は最も危険なスポットの一つ。

以下のポイントを意識するだけで、腰への負担は劇的に変わります。

  • 足先を「内側」に向ける: 足先、そして膝を少し内側に向けるように意識してください。これだけで股関節がロックされ、骨盤が安定します。
  • 下っ腹に力を入れる: おへその下あたりをキュッと凹ませるイメージで、腹横筋(天然のバンド)を締めます。

**「重いものを持つ時」はもちろん、「朝の洗面台」「咳が出そうな時」**も、この【足先内向き+下っ腹に力】をセットで行ってみてください。

日頃から「腹横筋」と「足先の向き」を意識することで、腰の不安がない快適な毎日を過ごしましょう!

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