こんにちは。
私は、物理の考え方をベースにした「構造医学」という視点で治療を行っています。
これは、もともとNASAの物理学者が「自分の体を治したい」という思いから生まれた考え方です。
医学を“物理”という視点で見直し、矛盾を整理していった結果、
人の体は「構造」でできている
というシンプルな結論にたどり着きました。
人は「重力の中」で生きている
私たちは普段あまり意識しませんが、地球には重力があります。
重力によって、私たちは地面に立ち、生活することができています。
そしてこの重力は、常に体に影響を与えています。
つまり人の体は、
重力の中で働く“物理的なシステム”として見ることができるのです。
この視点に立つと、体の仕組みがとてもシンプルに理解できるようになります。
血圧は「高さ」で決まる
例えば血圧。
一般的には
140/90mmHg以上が高血圧とされています。
ですがこの基準は、年齢や性別、身長に関係なく一律です。
ここで一つ疑問が出てきます。
身長180cmの人と150cmの人が、同じ圧力でいいのか?
血圧とは、心臓から脳まで血液を押し上げる力です。
つまり、「どれだけ上に運ぶか」が関係します。
高さが違えば、必要な圧力も変わるはずです。
キリンが教えてくれること
分かりやすい例がキリンです🦒
キリンは心臓から脳まで約2mあるため、
血圧は250〜300mmHgほどあります。
これは異常ではなく、
高さに見合った正常な圧力です。
身長から考える「適正血圧」
血圧の単位mmHgは、水銀をどれだけ押し上げるかを示します。
水銀は水の約13.6倍の重さがあるため、
身長(mm)÷13.6
で目安を出すことができます。
- 180cm → 約132mmHg
- 160cm → 約118mmHg
つまり血圧は本来、
体の高さによって変わるものです。
情報が多すぎる時代の「判断基準」
現代はとても便利になりましたが、
「何が正しいのか分からない」
そんな時代でもあります。
だからこそ大切なのは、
シンプルな基準を持つことです。
判断基準はたった2つ
① 重力に正しく抵抗できているか
生きるということは、
重力に抵抗し続けることです。
例えば、気圧も重力によって作られています。
気圧が下がると、体を押さえる力が弱まり、体はわずかに膨張します。
その結果、神経が引き伸ばされ、
頭痛や関節の痛みが出ることがあります。
② より自然なのはどちらか
人は自然の一部です。
だから選択に迷ったときは、
- 外か室内か
- 加工食品か自然の食材か
- 動くかじっとするか
より自然に近い方を選ぶ
これだけで、体への負担は大きく変わります。
動ける体と動けなくなる体の違い
川を上る鮭は、流れに抵抗して力強く動いています。
一方で、産卵後の鮭は流れに逆らえなくなります。
人も同じです。
若い頃は重力に抵抗できますが、
年齢とともにその力は弱くなっていきます。
- 外に出るのが減る
- 座る時間が増える
- 動くのがしんどくなる
これはすべて、
重力に抵抗する力の低下です。
ではどうやって抵抗するか?
答えはシンプルです。
筋肉ではなく、骨格で支えること
頭の重さと姿勢の関係
人の頭は約4〜6kgあります。
姿勢が良く、頭が体の真上にあると、
この重さは骨で支えられます。
しかし、
- 下を向く
- 横に傾く
こうなると筋肉で支えることになり、疲労します。
結果として、
- 肩こり
- 首の痛み
- 頭痛
が起こります。
良い姿勢のポイント
座り方
- 足幅は拳2個分
- 足でしっかり地面を踏む
- 骨盤を立てる
- 顎を軽く引く
立ち方
- 足幅は拳2個分
- 地面を踏みしめる
- 頭を上に引き上げる意識
健康は「特別なこと」ではない
健康のために必要なのは、
- 正しい姿勢
- 歩くこと
- 良い睡眠
- シンプルな食事
- 適度なストレス
こうした基本の積み重ねです。
最後に
今の時代は、すぐに結果を求めがちです。
ですが、
短期的に良いものが、長期的にも良いとは限りません。
だからこそ、
- 重力に正しく抵抗できているか
- より自然なのはどちらか
この2つを基準にしてください。
それだけで、これからの健康の選択は大きく変わります。


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