体の仕組み

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移動肢の骨の数

腕や脚の骨は移動肢として機能しています。こ の骨格は、身体の中心から遠い方にある骨の数 が増えていく傾向があります。例えば、腕の場 合は1本の上腕骨、2本の尺骨と橈骨、3本の手 根骨近位、4本の手根骨遠位、そして5本の指骨 があります。脚も...
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境界層

境界層は流体に接する物体表面の非常に薄い層 で、個体にも存在します。人の身体も外界との 間に境界層を持っており、境界層内の熱交換に よって体温を一定に保っています。熱がこもる と膨らむため、熱を捨てる必要があります。そ のため、汗をかいたり...
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物凄く滑らかに動く

関節は潤滑がしっかりと行われているため、物 凄く滑らかに動くことができます。圧力がかか るとより一層滑るため、無駄な摩擦を減らすこ とができます。しかし、関節が潤滑されること が阻害された時には、炎症が起こって症状が現 れることもあります。...
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頭の上に水ガメを載せて歩く人たち

頭の上に何十キロもの水瓶をのせて歩く人々 は、首や腕の症状がないことが特徴です。彼ら は水瓶が傾くと水をこぼしてしまうため、水平 を保つことが必要です。この維持のために、彼 らの骨格が整うことが知られています。また、 テーパージョイントなど...
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ネジ回しのような関節の作り

人体には、腕に肩、肘、手首の関節、脚に股関 節、膝、足首の関節の6つの大きな関節があり ます。これらの関節は、単に曲がるだけでな く、捻りながら曲がっていきます。このよう に、関節はネジ回しのような作りになってお り、曲がる時に緩み、伸びる...
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肋骨が拡がりすぎると咳が止まりにくくなります

肺は、呼吸をするために重要な臓器です。胸郭 拡張とは、肋骨が拡がり、肺も一緒に拡がって 空気を吸うことです。逆に、肺を縮めて空気を 外に出すことも必要です。このため、肋骨の筋 肉や膜が発達しています。 しかし、実は肺の炎症の原因の1つに、寝...
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元々は腸管

発生学において、陸上生物の脚の発生には、水 中で暮らす魚類から爬虫類、両生類にかけての 進化が関わっています。魚類は水の中での移動 に適した鰭を持ち、それに対し両生類は元々水 に生息する種とされています。しかし、陸上に 移行するにつれて、移...
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腸内細菌の働き

腸内細菌は、免疫力を高めるためにも重要で す。腸内細菌の中でも特に、酪酸菌は、腸内で 発酵することで短鎖脂肪酸を生成するため、腸 の粘膜を強化し、免疫力を向上させる効果があ ります。また、糠漬けや納豆といった発酵食品 を食べることで、腸内細...